今回は椅子の紹介です
アントチェア アルネ・ヤコブセン
4本脚と3本脚があるのですが
よりアリンコらしさがある3本脚に決めました
偶数より奇数の方が美しさを感じる派です
座面から背もたれにかけて続くくびれと
細い脚が蟻を連想させることから
アリンコチェアとも呼ばれています
中でもセブンチェアは有名で
街中でもちらほら目にします
その中でもアリンコチェアに惚れ込んだのは
金沢にある21世紀美術館に行った時
そこには
何十席もの黒いアリンコチェアが
ずらりと並んでいました
椅子自体は究極にシンプルながら
綺麗に並べられた大群を目にすると
軍隊感があって
勇ましくて
かっこよく見えました
そこからずっと欲しかった椅子で
新居を機に
浜松のオリオリギャラリー
にて購入しました
塗装付きのカラーも沢山有りましたが
木の温もりを感じられるオークにしました
軽さと滑らかな曲線美に
うっとりの日々を過ごしています
ちなみに3本脚なので
子どもたちが乗ると
バランスが崩れ、よく一緒に倒れています笑
ヤコブセンが最後まで3本脚にこだわったのは
人の両足を含めた5本の脚で安定を得る
というコンセプトがあったそうです
子供たちの足が着くまで
この椅子とともに
成長を見守っていきたいと思います